前足を小さく曲げながら、おなかを見せつけてくる愛猫の姿は、とても愛おしいですよね。
何かを飼い主に訴えかけているようなその姿にうっとりしてしまいます。
健気な様子がまた、かわいらしく思う方も多いのではないでしょうか。
今回はそんなへそ天とは何か、またねこがへそ天をする理由についてご紹介していきます。
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ご存じのかたも多いですよね。
改めてへそ天とは何かご紹介して、その魅力について触れていきます。
へそ天とは、ねこが仰向けで寝っ転がり、おなかを見せている姿勢のことを言います。
明確な定義はありませんが、横向きでゴロゴロしている、おなかを見せた状態で眠った様子などなど、ひっくるめて、へそ天と呼ばれます。
一般的にへそ天をしているときは、ねこは警戒感がない状態であると言われ、誰の前でもへそ天をするわけではありません。
一緒にいて居心地の良い場所にいるとき、また落ち着く場所にいるときなどリラックスしている状況で見られる様子です。
ねこがへそ天しているときは、安心している表れです。
飼い主さんの近くにいるときや、部屋のお気に入りの場所にいるときなど、くつろげる状態です。
野生で生活をしていると、自分の縄張りや他のねこの縄張りのことを考えて暮らしたり、外敵が近くにいないかを考えながら生活するため、なかなかへそ天が見られることはありません。
へそ天は、精神的に安定している表れなのです。
ねこたちはどんな理由で、へそ天するのでしょうか。
そのかわいい理由についてご紹介します。
1番の理由は、自分に構ってほしいという飼い主や、母ねこへの主張です。
母ねこに対して、子ねこが、しきりにへそ天をしていたら、それはミルクが欲しい、ご飯が食べたいというアピールです。
とても健気でかわいいですよね。
さらに加えて、体をくねらせながら、へそ天をしていたら、それは遊んでほしいと言っています。
飼い主が帰宅後、長時間家を空けた直後に、このポーズを見せてきたら、たくさん遊んであげましょう。
ねこだけでなく、他の動物も同様ですが、弱点になり得るおなかを他人に見せるということは、相当飼い主を信頼しているということです。
軽くなでなでしてあげたり話しかけてあげるなどして、かわいがってあげてください。
きっとねこは、喜んでくれますよ。
ねこは、暑いと感じるとへそ天をする傾向があります。
このときは、おなかを見せているというよりは、ノビをしているような感じに見えると思います。
人間もプールや海などで裸足であるかないといけないときは、熱い地面はに足の裏面を極力つけないで歩きますよね。
それと同じで、ねこも、おなかや足を地面から離すことで熱を逃がしています。
ねこは、背中側に比べて、おなか側の方が皮が薄くなっています。
そして何より、体が毛で覆われており、人間と違い汗をかくことができません。
夏に室内でねこを飼っている場合は、冷房をつけて快適に生活させてあげましょう。
ねこも暑いと熱中症になることがありますので、気を使ってあげましょうね。
発情しているというパターンもあります。
このおなかを見せている様子は、メスねこに対して、近づいてきてください、近づいてきてもいいよというポーズです。
警戒心が強いねこですが、発情期に入ると様子が違うようです。
野生で生活するねこだと、気が付いたら、ねこが妊娠していたというケースもあります。
オスねこ、メスねこを含んだ多頭飼いしている方は、場合によって去勢手術や避妊手術をするのも考えた方が良いかもしれません。
ねこがへそ天してるときのほとんどが、甘えたい、遊んでほしい、発情しているなどの構ってほしいときです。
しかし、一方で威嚇しているときもへそ天をしていることがあるのです。
明らかに、構ってほしいときとは様子が違うため、いつも愛猫と一緒にいる飼い主さんなら、気づけると思います。
瞳孔が小さくなく、呼吸が荒くなります。
見るからに相手に対して、敵意がむき出しの状態になりますので、分かりやすいでしょう。
もしかしたら、何かにストレスを感じているのかもしれませんので、病院に連れて行ってあげるなどの対応をしましょう。
愛らしくてかわいいへそ天ねこですが、一方で、へそ天を全くしないねこもいます。
どんなねこなのでしょうか。
体調がよくないねこは、へそ天をしません。人間もおなかが痛いときは、おなかを抑えて、背中を丸めますよね。
それと同様に、ねこも体調が悪いと、人目につかないところで、小さく丸まっていることがあります。
病気になりかけのときによく見られる姿勢なので、すぐに病院に連れて行ってあげましょう。
もう少し病気が進行してしまうと、今度は背中を丸めることさえ、厳しくなってしまいます。
特に、今までへそ天を好んでやっていたねこが、いきなりしなくなってしまったら何らかの病気になっている可能性があるかもしれません。
長く人間と一緒に生活していても、なかなか環境に馴染まずに警戒心が強いねこもいます。
ただし、それは個体差による個性です。
そのようなねこは、決してへそ天をしません。
臆病なねこや、神経質なねこがへそ天する姿を見せてくれるのは難しいでしょう。
ただ警戒心が強いねこが飼い主のことを嫌いなのかと言われれば、それは違いますので安心して今後も生活してください。
おうちの中でも、どの場所で愛猫がどこでへそ天しているかで、ねこの気持ちが分かります。
ねこがいる位置で、飼い主との信頼感が分かるので、確認してみてくださいね。
飼い主が使っている布団のうえや、飼い主が寝ているときに布団に近づいているくることが多ければ、ねこは飼い主のことがかなり気に入っています。
高い信頼関係で結ばれていると考えられます。
すべての動物に言えることですが、安心している状況でないと、一緒に寝ようという気持ちにはなりませんよね。
ねこも同様です。
とくに布団の場所でも、飼い主の顔に近い場所だと、かなり信頼感が高いです。
飼い主の体のうえで眠ったり、腕での中で眠る、また飼い主に近づいてへそ天をしていたら、ねこと飼い主は、かなり仲の良い関係であると言えます。
ねこにとって無防備な状態で、体を合わせて一緒にいる、寝るということはなかなかできないことです。
ねこも人間もお互いの体温や、鼓動を感じることができて、幸せな気持ちに包まれることでしょう。
愛猫と一緒に寝れるなんて、幸せなことです。
ねこが、気持ちよさそうにへそ天していて、ついつい構いたくなってしまうことがありますよね。
そんなときに気を付けておきたいことをご紹介します。
へそ天をしている状況は、リラックスしているのと同時にねこにとっては、無防備な状況です。
外敵から攻撃されるかもしれないなどと、あまり思っていません。
その状況で、急におなかを触られたらどうでしょうか。
どんなねこでも驚いてしまいます。びっくりして、飼い主を引っ搔いてきたり、噛んでくることもあります。
ねこがかわいくて、触りたくなる気持ちはわかりますが、そっと見守ってあげるか、優しく触ってあげるようにしましょう。
これも、いきなりおなかをもふもふしないというのと全く同じです。急な動きにねこは驚いてしまいます。
ついついねこが、かわいいと、その姿を写真に収めて、インスタグラムにアップしたいなっていう気持ちになることもあります。
ただ、ねこは、急に起きる音や光が大の苦手です。
びっくりして攻撃してくることもありますが、仕方ないことです。
かわいい姿が見られても、写真を撮らないか、遠くから写真を撮るなどの配慮をするようにしましょう。
ねこはリラックスしていたり構ってほしいときにへそ天をしています。
これは、飼い主と愛猫との間に信頼関係がないとみられません。
へそ天をしているときは、嫌がらない程度に構ってあげるようにしてあげましょう。