猫用の自動給餌器は留守がちのお宅のねこちゃんと飼い主さんの救世主。
導入したいなと思っている飼い主さんも多いのではないでしょうか?
でも、いろんな商品があってどれを選んだらいいのか迷ってしまいますよね。
そこで、今回は悩める飼い主さんのために、猫用の自動給餌器の選び方と厳選したおすすめの商品を集めてみました。
まず、自動給餌器 猫の選び方で重視したいのは以下の4つです。
それぞれ解説していきます。
仕事などで長時間家を開ける飼い主さんはセットできる回数に注意しましょう。
留守番が多いご家庭では、フードストッカータイプの商品がおすすめです。
お留守番の機会が少なく、朝夕の2回だけでいいよという場合は、2回だけのトレイタイプの自動給餌器でも十分でしょう。
自動給餌器が不衛生では、ねこの健康に影響を及ぼしてしまうかもしれません。
お手入れが面倒だと、どうしても雑になりがちです。
なるべくお手入れが楽なものを選びましょう。
おすすめは、フードストッカーの取り外しが簡単で、丸洗いできるものです。
ストッカータイプのものは、長時間フードを入れることになるため、定期的に雑菌の繁殖がないか確認してくださいね。
自動給餌には、スマートフォンと連動したカメラ機能、リモート給餌、リアルタイムで会話ができるなどの便利機能が搭載された商品もあります。
その分お値段もしますが、お出かけ中も安心できるでしょう。
ライフスタイルにあわせて選んでください。
ねこは食事中にヒゲが当たるとストレスを感じると言われています。
ご飯のトレイは、ヒゲの当たらない広さがあり、深すぎないものを選びましょう。
また、ねこによって食べやすい高さがありますので、かならず確認してください。
個体差もありますが、おすすめは、5〜8cm程度のものです。
これは、自動給餌器を使わない方にも覚えておいてください。
自動給餌器には、ストッカータイプとトレイタイプの2種類があります。
それぞれどのような違いがあるのでしょうか。
ストッカータイプの自動給餌器には、時間になると設定した量が出てくるタイマー式のタイプと、食べて減った分が自動的に補充されるタイプの商品があります。
ストッカーのタンク容量は商品にもよりますが、3〜4L前後と大容量なので、長時間の外出が多い飼い主さんにおすすめです。
タイマー式の商品は、スマートフォンと連動した便利機能つきの商品もあります。
あらかじめトレイにフードを入れておき、設定した時間になると扉が開いて食べられるタイプの自動給餌器です。
箱形のものと円形のものがあります。
箱形のものは2食分のものが多く、円形のタイプは少し多くセットできますが、それでも5食程度のため、長時間のお留守番には向きません。
ストッカータイプとの大きな違いは、商品によっては保冷剤を入れてウェットフードをセットすることができる点です。
ただし、衛生面を考えるとウェットフードしか食べてくれないという、ねこでなければ避けたほうが安心でしょう。
ここからは、評判のよい自動給餌器の中からさらに厳選した商品をご紹介します。
ぜひ、参考にしてくださいね。
画像引用:ジェックス株式会社/Lacook イージーサーバー/https://www.gex-fp.co.jp/ca/brand/easyserver/
毎日決まった時間にご飯があげられるドライフード専用のタイマー式自動給餌器です。
1日4回まで、1回あたり5g単位で最大100gまで設定できます。
ボタンを長押しすると手動で給餌も可能です。
電源は付属のACアダプターと単1形乾電池×3本の併用。
ねこがいたずらしてプラグが抜けてしまったり、突然の停電の際も給餌してくれます。
また、フードを入れておくタンクのフタはロック付きなので、万一ねこに倒されてもフードがこぼれない安心設計です。
フードタンクとトレイは取り外して丸洗いができるので、清潔さを保てます。
フードが出るときの音が少し大きめらしいので、使いはじめはねこが気にするかもしれませんが、慣れたらその音がご飯の合図になるでしょう。
画像引用:ケッセルジャパン株式会社/ペットディッシュ PD-06/https://kessel-japan.com/petdish.html
ドライフードだけではなくウエットフードにも対応した自動給餌器です。
水を入れて凍らせたフードクーラー(付属)をセットしておけばフードを冷やせるので、ウエットフードが傷みにくい状態で保存できます(保冷できる時間は室温などによって変化します)。
フードを入れるトレイは1回あたり最大180ccまでセット可能です。
製品紹介には「6食分」とありますが、1か所はフタが開いた状態なので実質5食分になります。
タイマーは6時間置き、12時間置き、24時間置きの3種類というとてもシンプルで、操作もスライドスイッチだけで簡単です。
電源は9Vの角型乾電池を使い、連続使用で50日間持つ、コードレスタイプです。
電池式なので、置き場所を選びませんし、電源コードがないので噛みぐせのあるねこでも安心ですね。
画像引用:テイクワンテクノロジー株式会社/P1ライト/https://take1tech.com/collections/pet-products/products/p1lite
スマホから給餌のスケジュール設定や記録ができるWi-Fi機能搭載タイプの自動給餌器です。
専用アプリを使って給餌量を1回あたり5g単位で最大60gまで、1日10回まで設定可能。
ご飯をあげた回数は自動的に記録され、外出先から確認できます。
手動での給餌はアプリでも本体のボタンでも可能です。
また、タンク内のフードが少なくなるとスマホに通知してくれるので、フードを切らす心配もありません。
フードタンクとトレイは簡単に取り外せて洗える構造。
ひねって閉じるタンクのフタの裏には乾燥剤を入れておくポケットがあるので、ドライフードが湿気るのを防げます。
電源はUSB給電(ACアダプターは付属していません)と単2形乾電池×4本が使えるので停電時も安心です。
画像引用:株式会社アクセスライン/カリカリマシーンSP/https://petelect.jp/lp/karikarimachinesp/
外出先からねこの様子を確認できるスマホ連動タイプの自動給餌器です。
カメラとマイク、スピーカーを内蔵しているので、専用アプリを使って外出先から映像を見られるほか、動画や静止画として保存したり、SNSに投稿したりできます。
また、スマホをとおしてねこに呼びかけることも可能です。
タイマーを使った自動給餌は1回あたり10〜100gを1日4回まで設定できます。
アプリや本体のボタンで手動給餌ももちろんOK。あらかじめ録音しておいた音声が流れるお知らせ給餌機能も備えています。
フードタンクのフタは食いしん坊のねこに開けられないようにロック付き。
給餌口の赤外線センサーで空給餌や過剰供給を検知する安全設計です。
また、食べやすい形状のステンレス製インナートレイ(別売)が用意されているのも見逃せません。
画像引用:株式会社アクセスライン/カリカリマシーンECO/https://petelect.jp/shop/products/detail/17
カメラやスマホ連携機能まではいらないな、という人向けのシンプルタイプの自動給餌器です。
自動給餌は1日6回まで、1回あたり5g単位で40gまでと細かめに設定できます。
タイマーの設定は有線式のリモコン操作。設定が終われば取り外しておけるので、ねこのいたずらで設定が変わったりする心配はありません。
給餌の際に飼い主さんの声で合図を出せる録音機能も備えています。
フードタンクや上フタ、フードトレイは水洗いが可能で清潔さを長く保てます。
また、トレイに重ねて使うステンレス皿が付属しており、プラスチックが苦手なねこにも安心です。
「カリカリマシーンSP」同様、鋭い牙で噛まれても断線しにくいよう、ACアダプターの電源コードが金属カバー仕様になっているなど、安全性にも配慮されています。
画像引用:ルスモRC/ペットフード・オートフィーダ アドバンス L-AF130/http://lusmo.com
累計販売台数が10万台を突破したロングセラーシリーズの最新版です。
1回あたりのフードの量は5gから80gの範囲、1日6回までタイマーで設定しておけます。
ちょこちょこ食べたいねこにぴったりの自動給餌器です。
ご飯を食べるフードボウルは瀬戸焼の強化磁器製。傷つきにくくて洗いやすく、割れにくいのもうれしいですね。
給餌口に装着して手を入れられないようにする盗み食いプロテクターや、転倒防止スタンド、噛まれても断線しにくい硬質カバー付きの電源コードが付属しているなど、ねこのいたずら対策もしっかりしています。
フード詰まりを自動的に解消したり、フード残量が少なくなったときに警告してくれる安心設計なのも魅力です。
電源は付属のACアダプターと単1形乾電池×4本の2方式。
ひとくちに自動給餌器といってもいろんな商品があります。
臆病なねこの場合、給餌の際の音や光を怖がることもあるようです。
愛猫の性格も考慮しながら、あなたのライフスタイルにあった給餌器を選んであげましょう。