ねこは、みなさんもご存じのように気ままな動物です。
急に怒ったり、甘えてきたり、はしゃいでみたり、気分屋さんで忙しい動物です。
ただ、そんなねこでも、ぞっこんになってしまう人がいます。
常に甘えたい、構ってほしいなって感じるようです。ねこをメロメロにさせてしまうような人の特徴をご紹介していきます。
ねこが甘えたいと思っている時に見せる行動が分かってしまえば、お互いに仲良く楽しく生活できますよね。
どんな動きが甘えたいときのサインなのか解説していきます。
ねこが、おなかを見せてくるというのは、安心しきっていてかなりリラックスできているという証拠です。
飼い主さんや仲間に対して安心していて、甘えたい、構ってほしいという気持ちが表れちゃっている状態です。
おなかは、天敵からすれば、無防備で攻撃しやすい場所です。
急所ともいえるこの場所を見せているわけですから、相手は信頼されています。
ただ、ねこが甘えたい意思表示をしているからと言って、いきなりおなかを触るのは厳禁です。
びっくりして、噛んでくることもありますので、気を付けてください。
頭や背中をなでなでしてあげるのが無難でしょう。
ねこは、これから喧嘩してやるぞという相手に対して、目をじっと見つめて、そらさないという特徴があります。
この場合は、敵意むき出し状況なので分かると思います。
その一方で、おやっ?自分の敵ではないかもしれないと思うと目をそらします。
ただし、自分が甘えたいと思っている時も相手をじっと見つめるのがねこの習性なのです。
ねこが、相手に対して好意があればあるほど、見つめてきます。
これ、構ってほしいという気持ちを出しているのもありますが、飼い主さんに何かを期待してる状況です。
食べ物なのか、おもちゃなのか、そのときの雰囲気で、ねこが求めていることをしてあげましょう。
前足をふみふみさせてきたり、飼い主さんをふみふみしてきます。
これも甘えたいと思っている時に見られるねこの行動です。
この前足ふみふみは、子猫がお母さんのおっぱいを飲むときや飲みたいときに、おねだりする際の行動でもあります。
飼い主が寝ているときやソファーにもたれかかってボーっとしているときにふみふみしてきたら、それは母猫を思い出して甘えにきています。
優しくなでなでしてあげましょう。
気持ちよさそうに、目をつぶりだしちゃうかもしれません。
飼い主になにか、プレゼントを持ってきてくれたら、これも甘えたいという気持ちになっています。
例えば部屋のなかにある、おもちゃ、タオルやクッションなど、ねこが咥えて持ってきます。
これは、今の時点で部屋の中にあるものであっても、ねこからすれば、飼い主へのプレゼントです。
ありがとうと言ってなでてあげましょう。プレゼントを飼い主にあげることで、お返しをねこは期待しています。
たまに、小さいや小動物を持ってくることもあるようですが、それは狩猟動物時代の特性の名残です。
びっくりしちゃいますよね。
甘噛みをしてくるもの、甘えたい、相手のことが大好きだという証です。
痛すぎない程度に噛んでくるのは、ねこから飼い主への愛です。
噛み方で、怒っているのか、甘えたいのか分かると思います。
甘噛みのときは、甘えさせてあげて、いきなり強く噛んできたら、ほっておいてあげましょう。
ねことずっと暮らしていても、ねこが甘えてくる人と全く甘えてこない人がいます。
では、ねこが甘えたいなと感じる人はどのような人でしょうか。
ねこは、常に忙しそうにしていたり、急に動き出すことが多い人より、ゆっくり動いている人の方が好きなようです。
いきなり動き出すことが多い人に対しては、びっくりしてしまい、気持ちが休まらず、逃げてしまうことがあります。
それじゃあ、寂しいですよね。
ねこと一緒に暮らすときは、意識してゆっくり動いてみましょう。
ねこの前に手を出すときも、ゆっくりと出してみる、また近づきたいときは、ゆっくりと近づくなどなど、意識して動いてみましょうね。
愛猫とさらに仲良くなれるかもしれません。
ねこは人間と比べると、はるかに嗅覚が優れています。
単刀直入にねこは、臭いと感じるにおいには近づきません。
ただし、厄介なことに、この臭いと感じる匂いは人間と異なります。
よっぽど汗臭くない限りは、ねこは人間の体臭を嫌がりません。
それよりは、香水や、芳香剤など、人間が良い香りだと感じるものの方が嫌がります。
そして、ねこにとって柑橘類は生命を脅かす天敵です。
ねこからすると、においの中に毒だと判断されてしまう、成分が入っているからです。
みかんを食べた後、ねこに近づくときは、よく手を洗ってかた、近づくようにしましょう。
ねこは自分の気持ちを理解してくれる人、また理解しようとしてくれる人を好む傾向があります。
それは、逆もまたしかりです。ねこが嫌だと感じることはしないようにしましょう。
愛猫の嫌がることは、一緒に生活する中で、それが何かを見つけるようにしましょう。
爪を切る、病院に行くなど、ねこが健康に長生きをするために必要なことは、ねこにとって嫌だと感じることでも仕方ありません。
その場合は、普段はご飯の時間ではなくても、おやつをあげる、愛猫が好むことやってあげるなどをして、うまく対応してあげましょう。
そもそもねこ単独で生活する動物です。
では、どうして甘えたいと思うのでしょうか。
これは、シンプルですよね。
飼い主が出勤や、お出かけで長い間家を空けてしまったら、人間の子どもでもさみしいと感じますから、ねこでも当然さみしいと感じます。
家の扉が数時間ぶりに空いた瞬間、ねこが走って駆け寄ってくるってことよくありますよ。
これは言うまでもなく、ねこはさみしいと思っているから甘えるのです。
これも人間と同じで、もともと甘えん坊の性格なねこは甘えてきます。
人間と同じですよね、さばさばした性格の人がいれば、甘えたがりの性格の人もいます。
ねこの行動や体格に個体差があるのと、同様に正確にも個体差があります。
甘えん坊の子は、他のねこたちと比べて、甘えたがりなのです。
これは、単に気持ちとして甘えたい気持ちだというだけではありません。
もちろん、ただ甘えたいだけだというときもあります。
ご飯が食べたい、遊んでほしい、トイレをきれいにしてほしいなど、飼い主さんに何かを要求するという意味合いもあります。
毎回、甘えたい攻撃に対応してあげる必要はありませんが、あまりに激しく訴えかけてくるようなら、ねこが求めていることに応じてあげてもよいのではないでしょうか。
甘えたいと特に感じる人以外にも、当然ねこは甘えてきます。
どのように対応するのが、適切なのでしょうか。
お返事をしてあげると、ねこに好かれます。
ねこは人間に言語を使って話しかけることはできませんし、人間もねこの鳴き声だけで、ねこの気持ちを理解しきるのは難しいです。
雰囲気で何を訴えかけているのか、理解してあげようとして、名前を呼び掛けてみたり、ありがとう、かわいいなどの言葉を使って返事をしてあげることで、ねこは喜んでくれます。
ゆっくりとまばたきをしてあげましょう。
まばたきをすることで、ねこに「その気持ち分かるよ、気持ち受け取ったからね」というお返事になります。
ねこは安心しますし、より飼い主との仲が深まります。
ねこが、甘えたいと感じる人の特徴は以下の通りです。
ねこに甘えられるような人になって、より一層愛猫と楽しく暮らせるようになるといいですね。
ねこが甘えたいときに甘えられるようにしてあげてください。