2023.11.18
ねこの雑学
野良ねこが多い場所はどこ?関東で多くみられる場所も紹介

野良ねこが多い場所はどこ?関東で多くみられる場所も紹介

近年野良ねこを見かけることは少なくなってきています。

ただ日本には、野良ねこがたくさんいる(見られる)と言われるスポットがたくさんあります。

その代表的な場所は、猫島と呼ばれる日本各地にある島と言えるでしょう。

しかし、猫島以外にもまだまだ、野良ねこが見れる場所もあります。

今回は、一般的に野良ねこが多くいると言われている場所とともに、関東圏内で野良ねこが多くみられる有名なスポットについて紹介していきます。

 

目次

1.野良ねこを見つけやすい時間帯や場所
∟1-1.時間帯
∟1-2.野良ねこが好む場所の特徴
∟1-3.公園
∟1-4.学校
∟1-5.ねこ好きの人が住む家の前
2.野良ねこが多い関東のスポット
∟2-1.江の島
∟2-2.袖ヶ浦公園
∟2-3.谷中霊園
∟2-4.大井ふ頭中央海浜公園
∟2-5.彩湖・道満グリーンパーク
∟2-6.雑司ヶ谷霊園
∟2-7.等々力渓谷
3.野良ねこが多い地域での注意点
∟3-1.ご飯をあげない
∟3-2.拾って持ち帰らない
∟3-3.マナーを守る
まとめ

 

1.野良ねこを見つけやすい時間帯や場所

野良ねこをよく見られる場所や、タイミングはいつなのでしょうか。

事前にねこの習性を把握していれば、たくさんのねこに出会える可能性も高まります。


 

1-1.時間帯

いつその地域に行っても見かける野良ねこがいる一方で、たまにしか見かけないねこもいます。

お気に入りの野良ねこがいるのであれば、時間帯を気にしてみるのが良いかもしれません。

ねこは、一日の半分以上寝て過ごします。そのため日中は建物の中や物陰にいることが多いです。

なぜなら、ねこは薄明薄暮性なので、明け方と日没直後である薄暮の時間帯に活発に活動します。

そのため早朝や、夕方以降になると、野良ねこたちと会える可能性が高まります。

会社や学校の帰り、登校時に野良ねこを多く見かけるのは、そのためです。


 

1-2.野良ねこが好む場所の特徴

野良ねこが多いところには、茂みが多い場所や物陰が多い場所があげられます。

涼しくて、落ち着けるので、野良ねこの棲み処としては大人気です。

ただ茂みでリラックスしている野良ねこを見つけたからと言って、急に近づくのは禁物です。ビックリして逃げてしまいます。

野良ねこも、いきなり自分の棲み処に知らない人が来たら、怖いですし、不快に感じてしまいます。

近づきたいのを我慢して遠くから見守るように見てあげましょう。


 

1-3.公園

公園は、野良ねこがゆっくり休める茂みや物陰が多く、絶好の棲み処です。

また子どもや定期的に散歩をする人がたくさんいるため、ご飯をくれる人が多いのも特徴と言えます。

公園内でお皿を見かけたら、それは野良ねこがたくさんいるという証拠です。

お皿にご飯を入れて、お世話をしている人がいるということです。

多くの野良ねこがいるので、捨てねこがよく持ち帰られる場所でもあります。


 

1-4.学校

公園のように、休める場所が多い、またねこが好きな子どもがたくさんいるという点で学校に野良ねこがいる場合があります。

さらに付けくわえて、登下校時に野良ねこを見つけた児童が、とりあえず学校に持ってきたというパターンがよくあります。

外で見かけた野良ねこがかわいそうだ、クラスのみんなで飼おうと思い連れてきてしまうのではないでしょうか。

野良ねこを家に持ち帰ったけど、お母さんに「うちでは飼えない!」と言われて、学校に持ってきたという児童もいるようです。


 

1-5.ねこ好きの人が住む家の前

ねこが好きな人が住んでいる家の前には、野良ねこは良く集まります。

ねこ除けの水はありませんし、いつ行ってもご飯はくれますし、ねこがかわいいと思っているので、怒ってくることがありません。

ねこにとっては天国です。自然と野良ねこが集まります。

ただし、ねこへの対応でご近所トラブルになってしまっているかもしれません。

また、すでにねこを飼っている家や、ねこを多頭飼いしている家の前には、野良ねこが集まりやすいでしょう。

 

2.野良ねこが多い関東のスポット

実際に野良ねことたくさん会える関東のスポットを紹介します。

実際に見に行く場合は、必ずマナーを守って地域に迷惑が掛からないようにしてください。


 

2-1.江の島

日本屈指の観光地である江の島は、ねこ島としても有名で、ねこ好きには溜まらない場所となっています。

現在1,000匹もの野良猫がいるのではないかと言われているんです。

特に聖天島公園には、たくさんの野良猫がいます。

この聖天島公園には神社があります。

賽銭箱の近くや茂み、階段のそばなど、さまざまな場所から野良ねこが現れます。

一度訪れてみてはいかがでしょうか。


 

2-2.袖ヶ浦公園

東京湾が望める、千葉県袖ケ浦市にある公園です。

公園内には池や展望台、博物館があり、また綺麗にお手入れされた花々が植えられています。

袖ヶ浦公園にはおよそ100匹の野良ねこがいると言われており、木を上り下りする野良猫の姿や、爪とぎや日向ぼっこをする野良ねこの姿が見られます。

人懐っこいねこが多く、近寄っても嫌がらない野良ねこも多い人気の公園です。


 

2-3.谷中霊園

JR日暮里駅から徒歩5分の場所にある谷中霊園でも、たくさんの野良ねこに出会えます。

この谷中霊園がある東京都台東区谷中は、ねこの街と呼ばれており、街全体で野良ねこを多く見られます。

桜がたくさん植えられていたり、谷中銀座商店街があることでも知られていますよね。

谷中霊園では、墓石の近くで日向ぼっこをしているねこがたくさんいます。

太陽で温かくなった墓石が、ねこにとっては気持ちよいのかもしれませんね。

谷中霊園に行く際は、墓地であるということを認識したうえで、かわいい野良ねこを見つけても、はしゃぎすぎないよう注意しましょう。


 

2-4.大井ふ頭中央海浜公園

大井ふ頭中央海浜公園は野球グラウンドが6か所、テニスコートも完備されている東京都内では最大級の公園です。

公園内にはスポーツ施設だけでなく、犬を遊ばせることができる広場もあります。

では、どこに野良ねこたちがいるかというと、公園内にある茂みや公園近くの川辺で見かけることができます。

特に、夕方以降になると日中と比べてさらにたくさんの野良ねこを見ることができます。

駐車場完備の公園ですので、ドライブがてら行ってみるのもいいかもしれません。


 

2-5.彩湖・道満グリーンパーク

埼玉県戸田市にある広大な公園です。東京から近くアクセスが良いため、都内から遊びに来る人も多い公園です。

この公園も大井ふ頭中央海浜公園と同様に、サッカー場やテニスコートに加えて、サッカー場もあるのが特徴です。

野良ねこたちが、よく見られるのは、緑地エリアです。

おなかを出してのんびりしている野良ねこ、あくびをしている野良ねこなどなど、さまざまなタイプのねこを見ることができます。

警戒心がそこまでない野良ねこが多いようです。

車だけでなく、電車やバスでも行ける公園ですので、お気軽に行ってみてください。


 

2-6.雑司ヶ谷霊園

雑司ヶ谷霊園は、池袋という都心にありながらも雑木林を彷彿とさせる自然豊かな霊園です。

数多くの著名人が眠っていることでも知られています。

この雑司ヶ谷霊園でも、野良ねこの姿が多くみられます。

しかし、他の野良ねこスポットと違う点として、人に慣れていないねこが多いという点があげられます。

いきなり近づいてしまうと逃げられてしまうかもしれませんので、そっと遠くから見守ってあげるように、野良ねこたちを眺めましょう。


 

2-7.等々力渓谷

等々力渓谷は、都心の住宅地のそばにある、四季の移り変わりを楽しめる渓谷としておなじみです。

散策ルートの途中で、野良ねこたちを見かけることができます。

散歩をしながら、かわいい野良ねこたちが見られる、魅力的な観賞スポットです。

ただし、野良ねこにご飯をあげることが禁止されていますので、気をつけましょう。

 

3.野良ねこが多い地域での注意点

ねこ好きからすれば、野良ねこが多い地域は魅力的ですよね。

ただし野良ねこをそっと見るだけ、写真を撮るだけにしておきましょう。

注意点についてご説明します。


 

3-1.ご飯をあげない

ねこは野良ねこであれ、とてもかわいいですね。

魅力的な声で甘えてきたり、見つめてきたりされたら誰でも嬉しくなります。

ですが、ご飯やおやつをあげるのは厳禁です。

その地域に住んでいる人達みんなが、ねこを快く思っているわけではありません。

ご飯をあげる人が増えることで、ふん尿被害が増え、発情期の鳴き声による騒音トラブルは多発してしまいます。

ご飯を野良ねこにあげることは、無責任な行動になりますので絶対にしないようにしましょう。


 

3-2.拾って持ち帰らない

一時期な感情で、野良ねこを持ち帰ってはいけません。

本当にねこが命を全うするまで育て上げられるのか、経済的にねこと一緒に暮らせるのか、そしてそもそもねこと暮らしても問題ないという環境で今現在暮らしているのかなど、しっかり考えなければならないことはたくさんあります。

出会ったねこがかわいかったからと言って、むやみに家に持ち帰ってはいけません。


 

3-3.マナーを守る

野良ねこを見るために、その場所に行くこと自体は問題ありません。

しかし、そこで問題になるのが、ご飯を上げる以外にもあります。

ゴミのポイ捨てや路上駐車、私有地など立ち入り禁止場所への侵入の問題もあります。

その地域に住んでいる方に迷惑にならないようすることは当然のマナーです。

マナーを守って見に行って下さい。

 

まとめ

保護猫活動や地域猫活動などにより、街中で野良猫を見かける機会は少なくなってきています。

しかし、野良ねこが多い場所は、まだまだ存在しています。

野良ねこと接する時は、マナーを守って近隣住民に迷惑が掛からないようにしましょう。

今回、ご紹介した場所を中心に行ってみてはいかがでしょうか。

 

 

 

   
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