ねこが嫌う(嫌われる)理由は様々です。知らずにやってしまっていること、よかれと思ってやっていたことが、実は嫌われてしまうという事もあります。誤解や不安、疑問を一緒に解決しましょう。
また、この記事を読んでいただければねこに好かれる?なんてこともありえるかもしれません。解決策も合わせて載せてありますので、何がねこは嫌うか理由をしって、嫌われないようにしましょう。
ねこはもともと気まぐれな生き物です。撫でて欲しい時、かまって欲しいときは自分から寄ってきます。しかし、可愛くてつい撫でたり遊ぼうとなんてこともありますよね。
これがちょっとなら大丈夫ですが、しっぽを大きく振っているのにやめない、噛みつかれてもまだちょっかいを出すなどは、やり過ぎです。
可愛くてついついスキンシップを取ろうとしてしまうのはわかりますがねこが寄ってくるまで我慢して待ってみましょう。
寝床を片付ける?使ってない時はスペースも取るし、片付けるに決まってる。
そう考えてる方も多いですが、ねこは意外と睡眠時間が長く、一日の2/3の16時間程度は寝ています。
あなたがいない間にそこで寝てるかもしれません。
あなたもいつも寝ている布団が急に無くなったら困りますよね。ねこも同じです。
そこが落ち着く場所なので休日に、どこでお昼寝をしているか寝床を確認してみてください。
仕事に行く時、学校に行くとき香水など匂いのきついものをつけていませんか?
もちろんタバコなどもねこは嫌ってしまいます。
理由はねこは視力がそこまで良くないので、匂いを頼りに人を判断するため、嗅覚がとても発達しています。
いつもの飼い主の匂いだと思って近づいたらきつい匂い!それではねこは嫌がって近づいてこなくなってしまいます。
自分の周りの匂いを確認してみましょう!
ねこは匂いに敏感で、キレイ好きです。トイレが汚いと人間でも入るのが嫌になりますよね。
元々ねこは、トイレの場所を1カ所に決めていません。なわばりのあちこちで排泄やスプレー行動をします。
しかし、砂や土、枯れ葉などに排泄物を隠しやすい場所にする習性もあり、室内にその条件を満たすトイレを用意してあげると、基本的にそこでしてくれます。
なので、まだ前の排泄物があると排泄行為ができず、ストレスが溜まってしまいます。
この飼い主はトイレを変えてくれないんだ。そう感じてしまうのです。
定期的に掃除、排泄物の除去などをしてあげてくださいね。
トイレ掃除のやり方としては飼い始めはトイレを覚えさせるために誘導、半日ぐらいは匂いを残すために掃除をしないというものがありますが、トイレの場所を覚えたら、しっかりとポリ袋などに包んでキレイを保つようにしてください。
これはねこにも人間と同じで相性というものがあります。
自分一人だったのにいきなり知らないねこや、知らない他の動物が入ってきたら驚きますよね。
もしかしたら自分を攻撃してくるのでは?などさまざまなストレスがあります。
他のペットがいることにより飼い主が自分を攻撃しようとしてる認識を覚えてしまうかもしれません。
こちらに関しては時間をかけてゆっくり、部屋を別々にするなど時間をかけてねこと他の動物、ねこと新しいねこを徐々に触れ合わせることが大切になってきます。
人間でも自分が住んでる家に知らない人が入ってきたら困りますよね!
まずは段階を踏んで焦らずゆっくりゆっくり慣れさせることが大切となってくるのです!
これはねこに限らずどの生き物でもそうですが、特にねこは音に敏感なので注意が必要です。
日頃の日常生活程度の音なら大丈夫ですが、ねこを驚かすために足音をわざと立てるなど、必要のないことで音を立ててしまっていると嫌われます。
またそんなことしないと言う人でも、日常生活の生活音が大きくないか確認しみてください。
また外の工事などの騒音や家族内での喧嘩などでも、ねこは怖がってしまいます。
雷でもねこは怖がってしまうので覚えておいてください。
また、ねこは雷が鳴ると怖いので近くに寄ってくる場合は、好かれている証拠です。
隣にいてあげたり、一緒に寝てあげるだけで、ねこのストレスが軽減されます。
人は気にしてないことが、ねこにとって重要なストレスになりかねないので今一度注意してみましょう!
ねこをどこかに連れて行く時にキャリーケースに入れて連れて行く方が多いと思います。
暗い中、揺れて拘束されてどこに行くかわからない。ここが何処かもわからないままですので、長時間の移動が多いと嫌われてしまいます。
もちろん病院などの必須な用事の時は、きちんと連れて行ってあげてください。
長時間の移動時の対処法としては、いつも使っているおもちゃや、水を入れてあげることが効果的です。
家の匂いや、家族の匂い、ねこ自身の匂いがあることで少しは安心できます。
また、ねこは長時間不安な状態で緊張していると、脱水症状となってしまう場合があります。
なので水の補給は必須なため、十分に用意しておいてください。
なお、脱水症状の見分け方としては、ねこの皮膚を摘んであげて、皮がゆっくり戻ったら大丈夫、皮が引っ張れない状態だと脱水症状の恐れがあるので気をつけてください。
前述したとおり、ねこは一日の大半を寝ています。
ねこにとっては睡眠は欠かせないのです。
しかし、ねこが寝ている最中に、話しかけたり、起こそうとしてしまうと、、、はっきり言って邪魔です。
ねこのことは自分に例えるとわかりやすいかもしれません。
自分が寝ていたら急に大きな物音がすると、目が覚めてしまいイライラしますよね、
睡眠をしている時に急に触られる、これも怖いですよね。
それと同じです。感性は少し違えど嫌なことは嫌なのです。
ねこが寝ている時はリラックスしている時なのでそってしておいてあげましょう。
またいつ触ればいいの?いつ触ればストレスはないの?と思う方もいらっしゃると思うのですが、それはねこが自ら寄ってきた時です。
ねこを飼っている人ならば、ねこが撫でると好きなところ、ねこが嫌がるところなど、おおむね理解して扱い方は慣れていますが、どうしても他の飼っているねこの匂いがついているので、敵対することがあります。
これは仕方ないことなので、無理に近づいたり触ったりしなければ、ねこにとってストレスは少ないと言えるでしょう。
しかし問題はねこを飼ってない方です。
ねこが嫌がるしっぽを触ったり、無理やり引っ張って抱っこして離さなかったり、中途半端にねこじゃらしを振って遊ばなかったりなど、それは知識がないので仕方ないことなのですが、ねこにとっては非常にストレスとなってしまうのです。
相手も悪意があってやってるわけではないので、強く言えない、または目上の人で注意なんてできない場合は、来るたびにねこにストレスが溜まり続けてしまいます。
対処法としては、「ここ撫でてあげると喜ぶんです」「ここを触られるとちょっと嫌がってしまうんです」など実践して教えてあげてください。
そこを撫でてあげれば気持ちいい、そこは嫌なんだなと誘導できます。
嫌な気持ちになることなく、ねこにもストレスが溜まらないでお友達、親戚などをお家に呼べますので、実践してみてください。
最後になりますが、これは一番重要なことです。
ねこが登ってはいけないところにいたり、引っ掻いてきたりすると、投げたり、叩いたりする人がいますが絶対にやらないで下さい。
やめさせるにはどうしたらいいかと言えば、答えは簡単です。
ほかに気を引くものを与えてあげてください。
そこに気を取られているから、危険なことや、やってほしくない行動をしてしまうのです。
では具体的に、気をひくものとして猫用のおもちゃや爪研ぎなどがあります。
おもちゃで遊んであげると動くものに気を引かれ、おもちゃに集中します。
また走り回って疲れると、行ってほしくないところや高いところに行かなくなり、ねこのストレス発散にもなり一石三鳥にもなるのです。
爪研ぎの場所がわからないと壁やカーテン、扉などで爪研ぎをしてしまい、悲惨な状態になってしまう事もあります、
爪研ぎは場所を覚えさせ、そこが気にいると、他の場所ではやらなくなるので、怒らなくてすみます。
以上がねこに嫌われるTOP10でした。
簡単にまとめると下記の様になります。
可愛くてねこと一緒に暮らしているのに、ねこに嫌われしまう生活はいやですよね。
一緒に最高の猫ライフを過ごしましょう。ねこ、飼い主ともに、ストレスなく過ごしてください。