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ねこのちょっとしたこばなし

2020.9.1

豪徳寺と猫の由来

豪徳寺での招き猫の由来は、ある大名と深いかかわりがありました。

その大名とは、彦根藩2代目藩主の井伊直孝です。
(徳川四天王の一人、井伊直政の次男。安政の大獄や桜田門外の変で著名な井伊直弼の祖先。)

井伊直孝が、江戸郊外に鷹狩に出ていた時の話。
その帰り道に小さく貧しい寺(弘徳庵、後の豪徳寺)の前を通りかかりました。
すると、寺の和尚さんの飼い猫(たまという名前)が門の前で手招きをしているではありませんか!
「おっ。猫が手招きしているぞ」
井伊直孝は、猫に招かれるまま、お寺に入り、休憩することにしました。
井伊直孝、なにか感じるものがあったのでしょう。とても素直な心をお持ちのようで。
これが、功を奏します。
間も無く、雨雲が立ち込め、激しい雷鳴と雨が降り出します。
「助かったあ!」
もし、猫の招きを無視し、行軍していたら、雷雨の餌食になっていたところでした。
間一髪、猫の招きが雷雨を知らせてくれたのでょう。

雷雨の被害から逃れた直孝は、雨宿りしながら、話をし、和尚を気に入りました。
こぼれ話で、和尚が猫に「お前も何かの役に立ちなさい」と言ったとか?
そんなエピソードなど交えながら話されたのでしょう。

「和尚、助かったぞ。お礼に、寄進をし寺の立て直しをさせてくれ!」
と後に直孝は、多額の寄進をし、荒れていた小さな寺を立派に立て直したのでした。

井伊直孝を招いた猫(たま)がやがて亡くなると、和尚は墓を建てて祀りました。
そして、後に境内に招猫堂という猫(たま)を祀ったお堂が建てられ、猫が片手を
あげて招いている姿を形どった「招福猫児(まねぎねこ)」が作られるようになりました。
この「招福猫児(まねぎねこ)」が、現代の招き猫に繋がっていくのです。