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2022.03.15
ねこの身体
見逃さないで!ねこの病気のサイン

見逃さないで!ねこの病気のサイン

ねこなどの動物は病気になったり具合が悪くても顔には出さず、言葉で伝えることもできません。

そのため飼い主が、普段の生活から注意して観察しておく必要があります。

また、元野良猫や完全室内飼いではないねこは、細菌やウイルスの感染症にかかる可能性が高いため注意が必要です。

特に、猫白血病や猫エイズなどの、ウイルス感染症にかかっていないか検査しておくことは、ねこの健康状態を把握するためには重要となります。

本記事では、ねこの感染症を早期発見するためのポイントについて解説しています。

 

目次

1.ねこの健康はトイレに現れる
1-1.正常な尿を知っておこう
1-2.尿が出ていないときは尿路疾患の可能性が
1-3.多飲多尿は病気のサインかも
2.ねこの感染症
2-1.外ねこ同士のけんかは感染症のリスク大
2-2.猫白血病と猫エイズ
2-3.その他の感染症
3.気付いてあげよう、ねこの変化
3-1.食欲の変化は病気のサインかも
3-2.体重の急激な変化にも注意
3-3.一ヶ所だけ頻繫に毛づくろいしているときは要注意
まとめ

 

1.ねこの健康はトイレに現れる

トイレのチェックは、ねこの病気を発見するために重要なポイントです。

尿が多い、少ない、便の様子がいつもと違うときは病気のサインであることが多くあります。

これらの様子は、普段から定期的に、気にしておくように心がけましょう。

ねこの病気は最悪の場合、死に至ることもあります。

ねこやねこトイレの様子が普段と違っていたら、早めに動物病院に連れていってあげましょう。


 

1-1.正常な尿を知っておこう

ねこは元々乾燥した地域に生息していたため、身体の中の水分をなるべく失わないようにできています。

そのため、ねこの尿は少ない水分に老廃物が濃縮されており、濃いめの黄色で、臭いがきついものが正常です。

ただ、離乳前の子ねこは色やにおいがほとんどない尿が正常となっています。

ねこは濃い尿をするため、尿管結石や膀胱炎など泌尿器系の病気になりやすい動物です。

ねこのトイレの様子がいつもの色や臭いと違っていたら、早めに動物病院を受診しましょう。

ねこ自身を連れていけない場合でも、尿や便を持っていくと検査を受けることができます。


 

1-2.尿が出ていないときは尿路疾患の可能性

ねこがいつもより頻繁にトイレに行くときは、尿が出ていないのかもしれません。

ねこの尿が出ていないときは次のような様子が見られることがあります。

  •  ・トイレから出たり入ったりする
  •  ・トイレで一生懸命りきんでいる
  •  ・お尻を気にして周辺を舐めている
  •  ・飼い主の前で訴えかけるように力んでる

ねこの尿が出ていない原因は、尿路疾患と呼ばれる次のような病気を起こしている場合があります。

  •  ・尿道結石
  •  ・膀胱炎
  •  ・尿道炎

特にオスのねこは、これらのような尿路疾患を起こしやすいといわれています。

また、尿中の結石によって尿道が塞がれてしまうと、命にかかわる事態となるため、このような症状が見られたら、すぐに動物病院で受診しましょう。


 

1-3.多飲多尿は病気のサイン

水をたくさん飲み、尿をたくさん出している(多飲多尿)ときも、病気が隠れている可能性があります。

ねこの場合、体重1kgあたり1日50㏄以上水を飲んでいると、飲みすぎといわれています。

飼っているねこが1匹のときは、水入れに入れた量から1日後に残った水の量を引けば、1日に飲んだ水の量を計算することができるので、気になる場合はチェックしてみましょう。

多頭飼いの場合は、頻繁に水を飲んでいないか、日頃から気にかけてください。

 

2.ねこの感染症

ねこの感染症の中には、発症すると不治の病となる怖い病気があります。

代表的なねこの感染症は、次の2つのウイルス感染症が挙げられます。

  •  ・猫白血病ウイルス
  •  ・猫後天性免疫不全(猫エイズ)ウイルス

これらのウイルスに感染しているかは見た目で判断することは難しく、動物病院で血液検査を受ける必要があります。

特に、ねこが外に出てけんかで怪我をすると、その傷口から感染することがあるため注意が必要です。


 

2-1.外猫同士のけんかは感染症のリスク大

ねこ同士のけんかによって怪我をしたことがきっかけで細菌やウイルスの感染症を引き起こすことがあります。

外ねこの口の中や爪には、細菌や病原体が付着していることが多く、外猫とけんかをすることで、嚙まれたり引っかかれた傷から、細菌感染を起こす可能性があるのです。

ねこの牙や爪でできた傷は、見た目よりも深く傷ついていることがあります。

小さな怪我に見えるからと放っておくと、細菌感染によって傷の内部に膿が溜まって腫瘍が出来たり、最悪の場合は敗血症に繋がって死に至る可能性がるため注意が必要です。

このため、ねこがケンカで怪我を負ったときは、早めに動物病院に行き、抗生物質の注射や内服薬を処方してもらいましょう。

飼い猫の感染症を防ぐためには定期的なワクチン接種を行い、なるべく室内飼育をすることが重要です。


 

2-2.猫白血病と猫エイズ

猫白血病や猫エイズは、根本的な治療法がない不治の病です。

しかし、猫白血病や猫エイズのウイルスに感染したからといって必ずしも発症するとは限りません。

感染しても発症することなく一生を終えるねこも、少なくないのです。

飼っているねこが、猫白血病や猫エイズのウイルスに感染した場合は、定期的な検査を行い、健康状態を把握しておくことが重要となります。

感染しているねことそうでないねこを多頭飼いしている場合は感染していないねこにワクチン接種をさせることも大切です。

ちなみに、猫白血病や猫エイズはねこから人にうつる病気ではありません。

飼っているねこが、感染しても飼い主さんが心配になって、触らないようにするということは必要ありません。

これまでと変わらない態度で、お世話をしてあげましょう。


 

2-3.その他の怖い感染症

その他の感染症で特に怖い、ねこの感染症は、猫パルボウイルス感染症や猫コロナウイルスでしょう。

猫パルボウイルスは、ワクチンを接種していない子猫に感染してしまうと、致死率90%以上とかなり高いです。

服や靴についたウイルスが、家に入り込んでしまうだけでも、感染してしまう病気です。

また猫コロナウイルスは、通常数週間~数カ月で終結しますが、猫コロナウイルスが元で、猫伝染性腹膜炎が発症することがあります。

猫伝染性腹膜炎が発症した場合、有効な治療法はなく、ほぼ100%死亡してしまうの事が、猫コロナウイルス感染の怖いところです。。

猫コロナウイルスに対するワクチンはなく、感染を防ぐことはできません。

そのため、猫コロナウイルスに感染しているねこは、多頭飼いの場合、隔離してください。

なお、猫パルボウイルスと猫コロナウイルスは、下痢の症状がでるので、下痢が続いたら病院に連れて行ってあげましょう。

 

3.気付いてあげよう、ねこの変化

ねこトイレの他にも、飼いねこの食欲や体重、行動の変化から異変を察知することができます。

これらについても日頃からチェックし、いつもと違うと感じたら動物病院で獣医さんに相談しておくと安心です。

皮膚や内臓の病気だけでなく、他のねことのけんかや引っ越しなどのストレスがねこの様子の変化に現れる場合もあるため注意が必要です。


 

3-1.食欲の変化は病気のサインかも

ねこは病気になると食欲がなくなることがあります。

また、急に食欲が増えた時にも病気が隠れている場合があるため注意が必要です。

食欲不振にも、全く食べないのか、少しだけ食べて残すのかなどの細かい情報が病気を探す手掛かりになるようです。

このため、ねこの食事量だけでなく、食べている様子も定期的に見ておきましょう。


 

3-2.体重の急激な変化にも注意

ねこの体重についても、定期的に量っておきましょう。

また、動物病院でワクチン接種や健康診断を受けるときにも体重測定をしてもらえます。

自宅に人間用の体重計しかない場合は、ねこを抱っこして体重計に乗り、自分の体重を引けばねこの体重を計算することができます。

体重が急に増えた、減ったときは病気が隠れている可能性があります。

見た目で明らかに、体重の変化が分かる場合は早めに動物病院を受診しましょう。


 

3-3.一ヶ所だけ頻繫に毛づくろいしているときは要注意

ねこは痛みのあるところや気になる部分を舐めて治そうとします。

身体の1か所だけをずっと毛づくろいしているときにそこに何らかの異常がある可能性が高いといえます。

皮膚だけでなく、内臓部分に痛みのある場合もその辺りの皮膚を舐めていることがあります。

また、精神的な不調によって身体を舐め続けている、毛を噛んで抜いてしまう場合もあるため注意が必要です。

舐めすぎて皮膚にハゲている部分があったら要注意です。

 

まとめ

水を飲む量や尿の量が変化するときは、ねこに病気が現れている可能性があります。

その他にも、息づかいが荒くなったなど、普段と違う様子が見られたら何らかの体調不良が起きていると考えましょう。

また、ねこ特有のウイルスに感染していないか、動物病院で定期的に検査を受けることも重要です。

飼っているねこの様子がいつもと違う、気になるサインが見られたとき場合は、悩む前に早めにかかりつけの動物病院に相談しましょう。

 

 

 

 

   
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