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2022.04.26
ねこの身体
よく知りたい!ねこの抜け毛の秘密?

もっとよく知りたい!ねこの抜け毛の秘密?

どうして、ねこの毛は毎回、抜け変わるの?

毛が無いねこもいるけど、無くても平気なの

など、ねこの毛にまつわる思いや疑問をお持ちの愛猫家は多いことでしょう。

実は、ねこには私たち人間の世界に衣替えがあるように、換毛期というものがあるのですよ。

ここでは、ねこの換毛期とは何か?をメインに解説しながら、ねこの毛に関する飼い主さんの注意点などについても触れてみますね。

 

目次

1.ねこの抜け毛
∟1-1.ねこの被毛
∟1-2.オーバーコートとアンダーコート
∟1-3.換毛期(かんもうき)
2.換毛期以外の抜け毛とは?
∟2-1.病気・ケガによる
∟2-2.ストレスによる
∟2-3.栄養不足による
3.抜け毛によるトラブル
∟3-1.毛球症
∟3-2.食道炎・胃炎
∟3-3.人への影響
4.抜け毛の対処法
∟4-1.ブラッシング
∟4-2.シャンプー
∟4-3.毛球がたまったら
∟4-4.人体への悪影響を少なくするために
まとめ

 

1.ねこの抜け毛

ねこの毛は触ってみると、柔らかくて、ファファ感があって気持ちいいですよね。

しかし、ねこと一緒に暮らしているとねこの抜け毛に悩まされていませんか。

例えば、フロアにねこの抜け毛が散乱していたり、ソファーや寝具に張り付いていて掃除をするのが厄介だと思ったことは、ねこの飼い主さんであったらだれでも経験しているはずです。


 

1-1.ねこの被毛

ねこの毛は、猫種によって違いがありますが、オーバーコートとアンダーコートに分けることができます。

2種類生えたダブルコートのねこと言い、オーバコートかそれともアンダーコートのいずれか片方だけ生えたシングルコートと呼ばれています。

シングル―コートの猫種は、シャム猫やベンガル猫などですが、日本のねこは、8割以上ダブルコートです。

ダブルコートのねこの場合、夏前と冬前に換毛期を迎え、抜け毛に悩まされます


 

1-2.オーバーコートとアンダーコート

・オーバーコート

硬く長めでしっかりとした毛です。

直射日光や摩擦などの刺激から皮膚をまもったり、水をはじく防水機能もあり体を保護する役割があります。

そのため、細菌からの感染予防に効果がある毛です。

・アンダーコート

密度が高くしなやかな毛です。

アンダーコートには、毛先が太くなる長めで粗めの毛質の「オーンヘア」と柔らかく短めの毛質の「ダウンヘア」と二種類あり、防寒や保温効果があります。

また、換毛期には沢山抜けるのは、アンダーコートです。


 

1-3.換毛期(かんもうき)

ねこの毛は季節によって生え変わりますがこの生え変わりの時期は換毛期と呼ばれていますよ。

ダブルコートを持つねこは、通常、1年に2回、春と秋に毛が生え変わります。

春にはそれまで防寒性のあった毛が抜け落ち、夏に備えて密度の低い毛に生え変わります。

そして、秋には、寒い冬に備えて密度の濃い毛に生え変わるのだそうですからよくできていますね。

反面、シングルコートを持つねこは、ダブルコートを持つねこのようにはっきりとした換毛期がなく一年を通して少しずつ生え変わっていくそうです。

 

2.換毛期以外の抜け毛とは?

換毛期のねこの毛の生え変わりは、自然の流ですから問題ありません。

換毛期以外で、ねこの毛が酷く抜けてしまう場合がありますので、飼い主は注意が必要です。

予期しないねこの抜け毛には次のようなものがあります。


 

2-1.病気・ケガによる

ねこが介せん病など皮膚系の病気やアレルギー症の病気にかかった場合は、ひどく毛が抜けることもあります。

また、ひっかき傷やケガが原因で皮膚が化膿してその周りの毛が抜けていることもあります。


 

2-2.ストレスによる

ねこは強いストレスを感じると過度なグルーミングをしがちになりますが、その過度なグルーミングにより、抜け毛がひどくなることもありますから注意が必要です。

飼い猫のグルーミングがひどいと感じられたら、何か強いストレスを引き起こしているかもしれません。


 

2-3.栄養不足による

ねこの食事には、飼い主さんは栄養価について十分に配慮しながら与えているでしょうが、油断していると偏った栄養を与えている場合もあります。

ねこが皮膚や被毛を健康的に保つにはアミノ酸が多く含まれた高タンパク質の食事をとらなければなりません。また、ビタミンA、ビタミンBも丈夫な毛の生成には欠かせません。

これらの栄養価が不足すると抜け毛の原因になりますよ。

 

3.抜け毛によるトラブル

ねこの抜け毛を、そのままほったらかしていると、ねこにも飼い主にも思わぬトラブルになることもありますから注意しましょう。

ねこの抜け毛は、体から離れると、フロアやソファーといったところに落ちて滞ってしまってやがてホコリやチリとなります。

しかし、ほとんどのねこの抜け毛は体にまとわりついたまま離れずに残ったままです。

この抜け毛をねこがグルーミングすることで、さまざまな病気を引き起こしてしまう恐れがあるのでくれぐれも注意しましょう。


 

3-1.毛球症

換毛期のねこは、体にまとわりついた抜け毛を取り除こうとグルーミングをします。

そのときに舌先でからめとった抜け毛は外へと排出されずに、毛球となって舌先から食道へさらに胃袋へと押し流されて行きます。

もちろん、毛球は胃袋で消化されません。

一部は、小腸・大腸を経由して排出されますがほとんどが胃袋の中に残ってしまいます。

残った毛球をねこは吐き出しますが、大きなものは開腹手術をして取り除かなければなりません。


 

3-2.食道炎・胃炎

毛球などによる嘔吐を頻繁に繰り返すことにより、胃から逆流した胃酸が、食道を過敏に刺激することで食道炎になることがあります。

症状は、食べ物を飲み込んでもすぐ吐いてしまったり、あるいは吐こうとするしぐさするようになります。

また、唾液も飲み込めなくなり、よだれを垂らすようになったりもするでしょう。

食べ物が飲み込めなくなるので、食道炎になると食欲がなくなります。


 

3-3.人への影響

ねこの抜け毛は、部屋を不潔にするとともに飼い主さんなど人への影響もさまざまな形で表れてきます。

ねこの換毛期は、抜け毛が多くなって掃除が大変になりストレスもたまります。

深刻なのは、抜け毛などハウスダストによる人体への影響でしょう。

ねこの抜け毛には、フケや唾液などダニの好物が含まれています。

抜け毛によりダニの数が増えて、そのダニが人の健康に悪影響を及ぼすことになるのです。

気管支ぜんそくやアレルギー性鼻炎の引き金ともなるので注意しましょう。

さらに、ねこの抜け毛を含んだ、ハウスダストによる肺がんのリスクも報告されています。

 

4.抜け毛の対処法

ねこの抜け毛は自然発生的なもので、これを完全に排除することはできません。

しかし、飼い主の力で少しでも緩和することは可能です。

たとえば、完全ではなくても物理的に抜け毛に対処する方法はいくつもあります。


 

4-1.ブラッシング

ねこは自分でブラッシングすることで抜け毛への対処を行っていますが、舌先を使ったブラッシングには限界があるでしょう。

そのために、ねこに代わって飼い主さんが、櫛(コーム)、ブラシ(ブラッシング用グローブ)などを用いて、飼い猫のブラッシングをこまめに行ってあげることが大切です。

特に、ねこの舌先の届かない首の周りや、わきの下などを入念にブラッシングすることで抜け毛を処理することができるでしょう。

飼い主がブラッシングを手伝ってあげることは、ねこの抜け毛へのストレスの解消にもなりますし、ねことのスキンシップにもなります。


 

4-2.シャンプー

ブラッシングだけでは、ねこの抜け毛を完全に取り除くことはできません。

ねこの抜け毛を取り除き、体を清潔に保つためには、ねこへのシャンプーもたまには必要です。特に、換毛期には定期的にシャンプーを行ってください。

ただ、シャンプーをいやがるねこは多いですから、無理をせずに徐々に慣らしていきましょう。


 

4-3.毛球がたまったら

ねこは体にたまった毛球を吐いて出したり、排泄して外へと排出します。

もし、どうしても排出できないようなときにはかかりつけの病院の獣医に相談してください。

毛球用の薬も処方してもらえます。

また、最近では、毛球の排出を手助けするフードも販売されていますので、購入を検討してください。

他にも、毛球が胃の中にたまったら、吐き出すのを手助けする猫草もありますので、猫草を与えるのも効果があります。


 

4-4.人体への悪影響を少なくするために

ねこの抜け毛によるハウスダストを取り除くためには、まず、お部屋の掃除が基本です。

毎日の掃除は欠かさずに行いましょう。

特に、ねこの種類や個体差にもよりますが、換毛期には、1日に2回くらいの掃除は必要な場合もあります。

また、換気も効率よく行いましょう。空中に飛散した小さなハウスダストには空気清浄機を利用することも有効です。

お部屋の中から人体に悪影響を及ぼすハウスダストを取り除くことは、ねこにも、また、飼い主さんの抜け毛へのストレス解消にもつながるでしょう。

 

まとめ

ねこの毛に悩んだり、心配している方は多いことでしょう。

しかし、自然発生的に起こるねこの換毛期を飼い主がなくすことはできません。

飼い主としてできることは、ねこの抜け毛をいかに上手に排除し、ねこの病気の予防や人体への影響を少なくする努力をすることでしょう。

ねこの抜け毛に迷わされることなくねことの暮らしを楽しみたいものですね。

 

 

 

 

   
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