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2022.06.05
猫の品種
長く人気のあるアメリカンショートヘアの特徴とは?

長く人気のあるアメリカンショートヘアの特徴とは?

アメリカでは「マウサー」と呼ばれることがあるほど、ねずみ取りが得意なアメリカンショートヘア(American Shorthair)。

日本でも大人気の猫です。

そんなアメリカンショートヘアとはどのような、ねこなのでしょう。

アメリカのねこの代表とも言えるアメリカンショートヘアの特徴を知り、より良い関係を構築しましょう。

 

目次

1.アメリカン・ショートヘアってどんなねこ?
∟1-1.なぜマウサーと呼ばれるのか?
∟1-2.アメリカン・ショートヘアの誕生
2.アメリカン・ショートヘアと暮らすために
∟2-1.男女によって性格が分かれやすい
∟2-2.運動が大好きなアメリカン・ショートヘア
∟2-3.環境の変化は苦手だけど慣れれば都?
3.アメリカン・ショートヘアの気をつけたい病気
∟3-1.肥大型心筋症
∟3-2.尿路結石
∟3-3.誤飲
まとめ

 

1.アメリカンショートヘアってどんなねこ?

アメリカンショートヘアはトラ柄の遺伝子が強く、性格や外見の特徴もしっかりと引き継いでいることが多いです。

ねずみを捕まえることが得意なことから、アメリカでは「マウサー(mouser)」と呼ばれることもありますが、これもアメリカンショートヘアの性格や身体能力があってこそです。

アメリカンショートヘアがなぜねずみを捕まえるのが得意なのかは、身体的特徴、性格、そして誕生の歴史に触れる必要があります。


 

1-1.なぜマウサーと呼ばれるのか?

他のねこと比較したアメリカンショートヘアは、体が大きく骨太で筋肉質である特徴があります。

この恵まれた体を使って遊ぶ姿を見ると、非常に身体能力が高いことがわかります。

さらに、好奇心旺盛で遊ぶことが大好きなので、一緒に暮らしていると遊ぶことが重要なお世話になるほどです。

このことからも、獲物を見つけると真っ先に飛んで行きますし、獲物を捕らえる能力も高いという生粋のハンターと言えるでしょう。

アメリカンショートヘアが誕生したのが17世紀ごろなので、現在よりもねずみが、多く人々の生活を苦しめていました。

そこで、大量にねずみを捕まえるアメリカンショートヘアは重宝され、マウサー(mouser)という呼び名まで付けられることとなったのです。


 

1-2.アメリカンショートヘアの誕生

アメリカンショートヘアの歴史はアメリカ開拓当初にまで遡ります。

1620年にイギリスから新天地アメリカへ向けて出発したメイフラワー号に乗っていたのが、アメリカンショートヘアの先祖です。

船に乗ってアメリカに渡ってきたねこの種類は、ブリティッシュショートヘアという種類です。

当初は、ペットとしてアメリカに渡ってきたのではなく、船内のねずみ対策として渡ってきたのです。

しかし、ブリティッシュショートヘアはどちらかと言えばおとなしめのねこに分類されます。

アメリカに渡ってきたブリティッシュショートヘアが他の種類と交配することにより、アメリカンショートヘアが誕生しました。

ブリティッシュショートヘアも性格は温和ではあるものの、体つきや身体能力に優れている特徴があるので、その遺伝子をしっかりと受け継いでいると言えますね。

 

2.アメリカンショートヘアと暮らすために

ハンターとしての実力が高いアメリカンショートヘアですが、一緒に暮らす際にはどのような特徴があるのかも知る必要があります。

まさにねこらしいねことも言える性格ですが、男女によっても性格が分かれます。

性格を知ることで、ねこのストレスを軽減させることができたり、良好な関係を構築できますので、しっかりと性格を踏まえる必要があります。


 

2-1.男女によって性格が分かれやすい

アメリカンショートヘアは他のねこよりも男女による性格の差が分かれやすいことも特徴です。

男の子は甘えたがりで遊んでもらうことも大好きですが、女の子は逆に気まぐれで警戒心が強い傾向にあります。

ハンターに向いていることは男女共に共通していますが、ねこと接する際にはその性格の違いを踏まえましょう。

また、男の子が好奇心旺盛とは言え初めての場所に行ったときなどは、警戒心が強くなりがちです。

ねこによっては初めての場所でもどんどん探検するねこもいますが、周囲を警戒してどこかに隠れてしまったときなどは、無理をして引っ張り出さず、ねこ自身が出てくるのを待ちましょう。


 

2-2.運動が大好きなアメリカンショートヘア

活発な性格なアメリカンショートヘア。実は、一緒に住む上で苦労するのがいたずら対策です。

体を動かすのが好きなので、目を離した隙に身体能力を活かしてカーテンレールへ登ったりすることもしばしばあります。

いたずらと言うと聞こえが悪いのですが、体を動かしたいという本能からくる行動であるため、仕方のないことなのです。

カーテンレールなどは作りが弱いため、壊れる危険性もあります。

最も良い対策方法は、キャットタワーを用意することがベストです。

上下運動ができる場所を準備することで、アメリカンショートヘアの運動したいという欲求を解消することができます。

また、頻繁に遊んであげることも効果的です。

体を動かさなければストレスになるため、1日のうちに少しでも遊ぶ時間を設けて、ねこを楽しませてあげましょう。


 

2-3.環境の変化は苦手だけど慣れれば都?

ねこの性格が大きく出ているアメリカンショートヘアは、環境が変わることに臆病になるものの、慣れればどんな場所でも生活できるという特徴があります。

頻繁に引っ越しを繰り返したり、どこかへ連れて行くとそれがストレスに繋がる可能性が高いです。

しかし、環境に慣れてしまえばあまりストレスと感じることがなく、自分の居心地が良い場所を見つける天才っぷりを発揮してくれます。

強いて言うのであれば、運動好きのため自由に動き回るスペースがあると良いです。

ねこが遊ぶ際には、周囲のものがあってもお構いなしに飛びかかってくるため、狭いスペースで遊ぶと危険なことが多いです。

考えなしに突っ込んで頭をぶつけることもしばしばあるため、安全に遊べるように広い空間を用意しましょう。

 

3.アメリカンショートヘアの気をつけたい病気

種類としては強いねこでも、ねこ特有の病気には弱いです。

もし一緒に暮らすとがある場合、かかりやすい病気に注意してください。

放っておくと命の危険もあったり、定期的に動物病院へ通わなければならない場合もありますので、病気予防にも注意しましょう。


 

3-1.肥大型心筋症

心臓の一部が肥大してしまう病気であり、多くのねこがかかりやすい病気です。

77%の肥大型心筋症のねこは無症状なので気付けない場合もありますが、症状が出た場合は緊急処置も必要な場合もあるため動物病院を受診が必須となります。

心臓の機能に支障が出るので、運動の際に苦しい様子が見られることが初期症状であり、症状が進むと少し動くだけでも苦しい様子が見られるようになります。

さらに悪化するとチアノーゼや失神することがあり、突然死を引き起こしてしまうこともあります。

完治することはありませんが投薬により症状を緩和することができますので、必ず動物病院を受診しましょう。


 

3-2.尿路結石

尿路結石はねこ全体的に多い病気です。

元々ねこは砂漠で生きており、あまり水を飲まなくても生きていける体を持っていますが老廃物を体外に出すためには水を飲むことが必要になります。

あまり水を飲まない環境で生活しているねこは、尿路結石のリスクが高いので危険とされていますが、アメリカンショートヘアも例外ではありません。

イレに入った時に悲鳴のような鳴き声がした場合、尿路結石である可能性があるので動物病院を受診してください。

また、予防のために水を飲ませることも忘れてはいけません。

水を飲む場所を一つにするのではなく、複数用意しておくとねこが水を飲む機会が増えます。

最近はウエットフードでも水分を多く摂取できるものもあるため、定期的にそれらを与えることで水分の多い状態を作り、病気予防ができます。


 

3-3.誤飲

アメリカンショートヘアは非常に好奇心旺盛な種類に含まれます。

そのため、家にあるあらゆるものにも興味を示してしまい、誤って食べてしまうこともあります。

ねこにいろいろなものを食べないようにしつけることは難しいです。

あらかじめ、ねこの手の届く範囲には食べてしまうものを置かないように注意しましょう。

誤飲の危険性は飲み込んだものによってさまざまではありますが、無理に引っ張ってしまうと食道や肛門付近を傷つけてしまうこともあるので絶対に避けてください。

誤飲による腸閉塞を併発した際には、手術も必要となることがあります。

飲み込んだことが確認できた時は、迷わずに動物病院を受診してください。

 

まとめ

アメリカンショートヘアは外見のかわいらしさもありますが、非常に強い種類であることも人気の一つです。

一緒に住むことを検討していたり、すでに一緒に住んでいる方は特性を理解してより良い仲を築き、長く健康でいてもらうために環境づくりを行いましょう。

アメリカの伝統的なねこではありますが、日本でも幸せに生活できますので安心して一緒に暮らすことができます。

 

 

 

 

   
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